40巻10号 通巻529号 特 集/岩清水に棲む昆虫たち B5・48頁(カラー2頁) 2,600円
岩清水と昆虫 三枝豊平・倉西良一 2
源流、飛沫泰に棲むカゲロウ類 東城幸治・宮入健 6
飛沫帯でくらすクロノギカワゲラ 花田聡子 11
岩清水をトビケラから考える 倉西良一 15
岩清水性のハエの仲間たち 三枝豊平 19
昆虫調査のユニークなテクニック(1)オニヤンマはどこまで飛ぶか‐電話番号による標識法‐ 田口正男 24
昆虫学研究室訪問(17)三重大学生物資源学部昆虫生態学研究室 山田佳廣・塚田森生 27
オオムラサキはどんな場所の木に産卵するか? 小林隆人 30
クロコガネ解説(2) 松本武 35
ハンミョウ科昆虫の就寝行動について 村里由美・桃下大 41
本の紹介「モルフォチョウの碧い輝き‐光と色の不思議に迫る‐」 吉田昭広 14
本の紹介「フライフィッシング用語辞典」 三枝豊平 34
虫界ニュース 26、40
40巻9号 通巻528号 特 集/高山性昆虫の生態と起源 B5・36頁(カラー2頁) 1,300円
高山性昆虫とは 三枝豊平 2
アラスカに舞う日本の高山蝶の兄弟達 影浦宏・矢田脩 9
大雪山の高山甲虫 保田信紀 12
日本の高山蛾‐その生活史・分布・起源‐ 神保宇嗣 17
新・日本の甲虫‐2‐ 日本のヒラタムシ上科甲虫(2) 佐々治寛之 21
クロコガネ解説(1) 松本武 25
陸生ガムシ類概説 保科英人 30
本の紹介「ワンダフル・バタフライ‐不思議にみちたその世界‐」 平井規央 16
虫界ニュース 20、33
40巻8号 通巻527号 特 集/食材性昆虫の系統生物地理学 B5・48頁(カラー2頁) 2,600円
北半球における隔離分布を探る 荒谷邦雄 4
マダラクワガタ族(鞘翅目:クワガタムシ科) 荒谷邦雄・細谷忠嗣 6
クロツヤムシ科 近雅博 11
キゴキブリと共生するバクテリア 前川清人 15
北半球のオオシロアリ類 松本忠夫 19
オオシロアリ科 北出理 25
穿孔性甲虫の多様性と社会性 岩田隆太郎 29
昆虫学研究室訪問(16)大阪府立大学昆虫学研究グループ 石井実・広渡俊哉 33
スラウェシ島周辺のマルバネシロチョウ属Coporaの分布 岩崎浩明 37
多様な分化を遂げた新世界のアシナガバチ類 工藤起来 42
虫界ニュース 5、32、36
40巻7号 通巻526号 特 集/アゲハチョウの擬態と進化 B5・36頁(カラー2頁) 1,300円
擬態研究の経緯 森中定治 4
ウスバシロチョウ属(Genus Parnassius)の分布拡散と系統進化 稲岡茂 9
シロオビアゲハ類の種間雑種と擬態の変遷 井上 A.尚 14
シロオビアゲハの擬態 上杉兼司 18
昆虫学研究室訪問(15)京都大学大学院農学研究科昆虫生態学研究室 藤崎憲治 23
チョッキリゾウムシ最近の話題 沢田佳久 27
日本のヒメハナノミ 鶴智之 32
虫界ニュース 13、35
ケブカノメイガを東京都板橋区で記録 釣巻岳人 31
40巻6号 通巻525号 特 集/水生昆虫としてのトンボ B5・36頁(カラー2頁) 1,300円
ヤゴの生態学のすすめ 上田哲行 4
キイロサナエから見た河川性トンボの生活史及びその季節的制御 青木典司 7
ため池のトンボ類の生活史 イトトンボ類を中心に 奈良岡弘治 12
トンボの分類に関わるヤゴ(幼虫)の位置付け 石田勝義 16
トンボにも影響を与える「ブラックバス」 苅部治紀 22
昆虫学研究室訪問(14)神戸大学昆虫科学研究室 前藤薫 26
アリに寄生するチョウの進化 千葉秀幸ほか 28
日本におけるゴケグモ類の分布について 西川喜朗・清水裕行 33
虫界ニュース 6、11
40巻5号 通巻524号 特 集/アサギマダラの移動と生活 B5・48頁(カラー2頁) 2,600円
アサギマダラの移動はどこまでわかったか 藤井恒 4
北海道のアサギマダラ 対馬誠 7
アサギマダラの移動と夏の生活‐福島県の調査でわかってきたこと‐ 藤井恒・栗田昌裕 10
魅惑の蝶アサギマダラを追って 犬嶋満 15
アサギマダラの春の北上とスナビキソウ 藤井恒・三宅武・金田忍 21
愛媛県のアサギマダラ 山口和美・大西剛 26
昆虫学研究室訪問(13)大阪府立大学大学院理学研究科情報生物学研究グループ 沼田英治 32
昆虫学の大著を見る(2)『CROWSON、1955、The Natural Classification of the Families of Coleoptera』(コウチュウ目の科の自然分類体系) 森本桂 36
太陽放射を利用するナナホシテントウの蛹 桜谷保之・三輪芳子 40
松枯れとマツノマダラカミキリ‐マツノマダラカミキリによるマツノザイセンチュウの伝播‐ 荒井洋・富樫一巳 44
虫界ニュース 25、35、43
40巻4号 通巻523号 特 集/最近侵入した昆虫のその後の動向 B5・48頁(カラー2頁) 2,600円
侵入昆虫と外来生物法 石井実 4
神奈川県におけるアカボシゴマダラの分布拡大の過程 岩野秀俊 6
本州を南下するオオモンシロチョウ 藤井恒 9
東アジアに拡がるブタクサハムシ 初宿成彦・守屋成一 11
金沢市に出現したスジアカクマゼミのその後の動向 大串龍一 14
ヘクソカズラグンバイの侵入と分布拡大‐大阪府下の分布状況について‐ 山本博子 16
フタモンテントウのその後の動向 戸田裕子・桜谷保之 18
チュウトウゴキブリの侵入と分布の現状 今井長平衛 20
アルゼンチンアリとヒアリ類の動向 寺山守 22
セイヨウオオマルハナバチの分布拡大と動向 横山潤・中島真紀 24
最近の外国産クワガタムシ、カブトムシ事情 荒谷邦雄 27
新・日本の甲虫‐1‐ 日本のヒラタムシ上科甲虫(1) 佐々治寛之 33
昆虫学研究室訪問(12)奈良女子大学共生科学研究センター 片野泉 36
キアゲハ亜属の分類と分子系統 八木孝司・藤岡知夫 39
ベニボタルの幼虫形態 松田潔 43
虫界ニュース 8、15
40巻3号 通巻522号 特 集/中国海南島の昆虫インベントリー B5・36頁(カラー2頁) 1,300円
中国海南島の昆虫相‐昆虫イベントリープロジェクトTAIIVの一環として‐ 矢田脩 4
海南島の大蛾類 上田恭一郎 10
海南島における小蛾類相調査の概要 広渡俊哉・李峰雨 15
海南島の双翅類と自然 中山裕人・張春田 19
昆虫学研究室訪問(11)鳥取大学農学部昆虫機能学研究室 甲斐英則 23
日本最古の昆虫標本‐東京大学所蔵のチョウ類コレクションから‐(2) 矢後勝也 27
アゲハチョウ類の寄生選択及び寄主転換に関する化学生態学的研究(2) 中山忠宣 32
虫界ニュース 26、35
40巻2号 通巻521号 特 集/フン虫調査・研究の現況 B5・36頁(カラー2頁) 1,300円
食糞性コガネムシの生息空間について 塚本珪一 4
日本産ダイコクコガネ属の現況 堀繁久 6
糞虫の研究法‐標本作成から形態観察まで‐ 川井信矢 10
糞虫採集のすすめ‐採集法とマナーについて‐ 河原正和 14
三重県におけるミドリセンチコガネとルリセンチコガネの分布と境界‐分布空白地帯の謎‐ 稲垣政志 16
オオフタホシマグソコガネについて 堀口徹 21
昆虫学研究室訪問(10)島根大学生物資源科学部環境生物学講座動物生態学研究室 星川和夫 25
日本最古の昆虫標本‐東京大学所蔵のチョウ類コレクションから‐(1) 矢後勝也 28
アゲハチョウ類の寄生選択及び寄主転換に関する化学生態学的研究(1) 中山忠宣 32
虫界ニュース 13、20
40巻1号 通巻520号 特 集/インドネシアの昆虫類 B5・48頁(カラー2頁) 2,600円
インドネシアにおける昆虫学の現状 ロシコン ウバイディラ・山根正気 4
インドネシアにおけるシロチョウ科Gandaca属の分類と地理的分布 山内健生 8
インドネシアのエンマムシ 大原昌宏 13
スマトラのシロアリ シャウカニ 17
キオビシリアゲムシCrematogaster inflataの生態 伊藤文紀 22
クラカタウの思い出、そしてアリのこと 山根正気 27
昆虫学の大著を見る(1)『ユンクのカタログ』 森本桂 34
「キクイムシ」の示すものとは‐学名でも和名でもない呼び名をどう扱うか‐ 後藤秀章 37
ドミニカ共和国蝶類事情 松沢春雄 43
東京都港区におけるプラタナスグンバイの目視観察 中野敬一 33
虫界ニュース 7